新琴似神社

神社・祠堂 · 札幌

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ひとことで言うと

明治20年に入植した屯田兵の中隊が、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相して社地と定め、三柱を奉斎したことに始まる社です。

The precinct of Shinkotoni Jinja in Kita-ku, Sapporo.
禁樹なずな / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

基本情報

住所
北海道札幌市北区新琴似8条3丁目1番6号
ご祭神・ご本尊
天照大御神

この場所について

新琴似神社は札幌市北区にある神社です。御祭神は天照皇大御神、豊受大神、神武天皇です。明治20年5月20日、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が開拓使札幌本府の北方、新琴似の地に入植し、入地後ほどなく中隊本部(現在は札幌市有形文化財に指定)の東方、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定め、小規模ながら天照皇大御神・豊受大神・神武天皇の三柱の神を奉斎する神祠が営まれ、開拓の守護神として御鎮斎されたのが新琴似神社の創祀です。明治39年に奉遷式、大正2年に社殿御造営、大正6年に創立許可、大正14年に村社列格、昭和28年に宗教法人認証、昭和40年と平成18年に本殿遷座祭が行われ、平成29年には鎮座百三十年記念大祭が斎行されました。例祭は5月20日です。御利益についての記載はありません。

由緒と歴史

明治20年5月20日、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が開拓使札幌本府の北方、新琴似の地に入植しました。

入地後ほどなく中隊本部の東方、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定め、小規模ながら天照皇大御神・豊受大神・神武天皇の三柱の神を奉斎する神祠が営まれ、開拓の守護神として御鎮斎されたのが新琴似神社の創祀です。

明治39年に奉遷式、大正2年に社殿御造営、大正6年に創立許可、大正14年に村社列格、昭和28年に宗教法人認証。昭和40年と平成18年に本殿遷座祭が行われ、平成29年には鎮座百三十年記念大祭が斎行されました。

ご利益とされてきたこと

  • 由緒

    四神相応の浄地を相して

    入地後ほどなく中隊本部の東方、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定めました。

    史料に基づく
  • 由緒

    明治20年、屯田兵中隊の入植

    明治20年5月20日、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が開拓使札幌本府の北方、新琴似の地に入植しました。

    史料に基づく
  • ここでできること

    鎮座百三十年

    大正6年に創立許可、大正14年に村社列格を経て、平成29年に鎮座百三十年記念大祭が斎行されました。

    史料に基づく

この社の場所は、風水の見立てで決められています。浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定めた——四神相応は平安京の造営にも用いられた考え方で、それが明治20年の北海道で、入植したばかりの屯田兵中隊によって使われています。この一覧で四神相応が出てくるのは、ここだけです。

札幌の屯田兵の社は、これで二つ目です。琴似神社は明治8年、最初の屯田兵240戸が旧亘理藩の藩祖を神として祀りました。こちらは明治20年、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊です。同じ制度でも、琴似は故郷の領主を、新琴似は天照皇大御神・豊受大神・神武天皇を選んでいます。持ってくる神と、選ぶ神の違いです。

中隊本部はいまも残っており、札幌市有形文化財に指定されています。社の位置は、その東方と記されています。建物を基準に神の場所が決められた記録が、そのまま残っている形です。

年表は長く続きます。明治39年の奉遷式から大正2年の社殿御造営、大正6年の創立許可、大正14年の村社列格、昭和28年の宗教法人認証、そして平成29年の鎮座百三十年記念大祭まで。小さな神祠から始まって、百三十年分の日付が並んでいます。

記述ごとの根拠 2
  • The shrine’s site was chosen as a pure place where a clear spring rose, answering to the four guardian gods, east of the farmer-soldier company headquarters. 史料に基づく
  • It was founded in 1887 by the third company of the first infantry battalion of the army’s farmer-soldiers. 史料に基づく

関連ガイド

  • 参拝の作法は、どこがどう示しているか手水、二拝二拍手一拝、そして寺院での合掌と焼香。全国におおむね共通する部分について、神社本庁と各寺院が自ら公表している説明をたどります。
  • 「パワースポット」とは何なのか伝統的な宗教の区分ではなく、現代日本語の語彙です。言葉がどこから来たのか、何を主張していて何を主張していないのか、それでも当サイトがこの語を使う理由。
  • 神社と寺——1868年が分けたもの神社は神道、寺院は仏教。ただしその線を制度として引いたのは1868年で、それ以前の千年あまり、両者は一つの体系でした。境内に残る継ぎ目と、文化庁の統計が示す数字。
  • お守り・絵馬・おみくじ・御朱印の由来絵馬はもともと生きた馬の代わりであり、御朱印は納経の受取に由来します。四つについて神社本庁と宮城県神社庁が公表している説明と、御朱印をめぐる七か条。

出典

  1. 新琴似神社 — 北海道神社庁札幌支部 (閲覧日 2026-08-16)

最終更新:

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