東大寺

寺院 · 奈良

大華厳寺 · 奈良の大仏

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ひとことで言うと

「動植咸くに栄えむ」——生きとし生けるものすべての繁栄を願う詔によって、743年に造立が始まった大仏の寺です。

The Daibutsuden of Todaiji, the great hall that houses the Vairocana Buddha, seen across its forecourt.
663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

基本情報

住所
奈良県奈良市雑司町406-1
ご祭神・ご本尊
毘盧遮那仏

この場所について

東大寺は奈良市にある華厳宗の大本山です。天平15年(743)、聖武天皇は紫香楽宮で盧舎那大仏造顕の詔を出しました。その願いは「動植咸(ことごと)くに栄えむ」——動くものも植わるものも、ことごとく栄えるように、というものでした。仏身は天平勝宝元年(749)10月に鋳造され、天平勝宝4年(752)4月に盛大な開眼供養会が営まれました。

由緒と歴史

東大寺の歴史によれば、天平15年(743)、聖武天皇は紫香楽宮で盧舎那大仏造顕の詔を出しました。その目的は「動植咸くに栄えむ」と表現され、華厳の円融無礙の世界を望むものでした。

仏身は天平勝宝元年(749)10月に鋳造され、天平勝宝4年(752)4月に盛大な開眼供養会が執り行なわれました。

ご利益とされてきたこと

  • 由緒厄除け

    生きとし生けるもののための詔

    743年の盧舎那大仏造顕の詔は、その目的を「動植咸くに栄えむ」と述べました。

    史料に基づく
  • 由緒

    詔から開眼まで九年

    仏身は749年10月に鋳造され、752年4月に盛大な開眼供養会が営まれました。

    史料に基づく
  • 信仰・ご利益

    華厳の世界を望んで

    詔の願いは、華厳の円融無礙の世界を望むものだったと寺は伝えています。

    史料に基づく

この寺の祈りの中身は、国の文書に日付とともに残っています。743年の詔は、大仏を造る理由を「動植咸くに栄えむ」と述べました。守られるべきものは天皇でも都でもなく、動くものと植わるもの——生きとし生けるものすべてです。

祈りの対象がこれほど広い建立の文書は、めったにありません。そしてその祈りは、金銅の像として実際に鋳られました。749年に仏身が鋳造され、752年に開眼供養が営まれています。詔から開眼まで九年。文書に書かれた願いが、そのまま高さ十五メートルの像になった寺です。

記述ごとの根拠 3
  • In 743 Emperor Shōmu issued the edict for the making of the Great Vairocana Buddha at the Shigaraki palace. 史料に基づく
  • The temple records the edict’s purpose as the flourishing of all things animate and growing — a wish for the Kegon world of unobstructed interpenetration. 史料に基づく
  • The body of the buddha was cast in the tenth month of 749, and the eye-opening ceremony was held in the fourth month of 752. 史料に基づく

関連ガイド

  • 参拝の作法は、どこがどう示しているか手水、二拝二拍手一拝、そして寺院での合掌と焼香。全国におおむね共通する部分について、神社本庁と各寺院が自ら公表している説明をたどります。
  • 「パワースポット」とは何なのか伝統的な宗教の区分ではなく、現代日本語の語彙です。言葉がどこから来たのか、何を主張していて何を主張していないのか、それでも当サイトがこの語を使う理由。
  • 神社と寺——1868年が分けたもの神社は神道、寺院は仏教。ただしその線を制度として引いたのは1868年で、それ以前の千年あまり、両者は一つの体系でした。境内に残る継ぎ目と、文化庁の統計が示す数字。
  • お守り・絵馬・おみくじ・御朱印の由来絵馬はもともと生きた馬の代わりであり、御朱印は納経の受取に由来します。四つについて神社本庁と宮城県神社庁が公表している説明と、御朱印をめぐる七か条。

出典

  1. 奈良時代 — 東大寺の歴史 — Todaiji (閲覧日 2026-08-13)

最終更新:

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