高円寺氷川神社

神社 · 東京

Koenji Hikawa Shrine · Koenji Hikawa Jinja · 気象神社 · Kisho Jinja

AIの支援を受けて調査・翻訳しています。記述には出典を付けていますが、誤りが残ることがあります。参拝時間・料金・閉鎖の有無は公式サイトでご確認ください。このサイトについて

ひとことで言うと

境内に気象神社を持つ杉並の社です。気象神社は1944年に陸軍の気象部隊のなかに造営され、戦後、手違いから撤去されずに残りました。

Koenji Hikawa Shrine in Koenji-minami, Suginami
Photo: Kentin, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

基本情報

住所
東京都杉並区高円寺南4-44-19
アクセス
JR中央・総武線の高円寺駅から歩いてすぐ、東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅からも同じくらいです。線路の南側、高円寺南に鎮座しています。
参拝時間
閉門は17時で、境内は朝早くから開いています。社務所と御朱印の受付は9時から16時までですが、不定期に閉まります。ご祈祷は電話またはサイトからの事前予約が必要です。
おすすめの時間帯・時期
6月1日の気象祭。日本で気象観測が始まった日にちなんで行われます。
ご祭神・ご本尊
八意思兼命 · 素盞嗚尊
公式サイト
koenji-hikawa.com

この場所について

高円寺氷川神社は高円寺駅の南、歩いて数分のところにある町の社で、素盞嗚尊をお祀りしています。境内にあるものがなければ、ここまで名を知られてはいなかったでしょう。その気象神社は、1944年に陸軍気象部の敷地内に造営されました。戦後に撤去されるはずでしたが、そうはなりませんでした。人々はある一日の晴天を願って訪れ、下駄の形をした絵馬を掛けていきます。

由緒と歴史

本社のほうが古く、話も素直です。源頼朝の奥州征伐のころ、当時の武蔵国杉並の地に創建されたと伝えられています。ご祭神は素盞嗚尊で、社は、伊弉諾尊が禊のときに鼻を濯いで生まれた神、八岐大蛇を退治して草薙剣を献じた神、そして農業の神とされる神と説明しています。1874年に村社となり、太平洋戦争ののちに宗教法人となりました。社殿は1916年に改築、1945年の東京大空襲で焼失、1947年に仮社殿を建て、1971年に現在の姿に再建されています。

気象神社の歴史はずっと短く、ずっと奇妙です。1944年4月、杉並の馬橋にあった陸軍気象部の敷地内に、観測に当たる人々の心のよりどころとして造営されました。ご祭神は八意思兼命です。

戦後、占領軍が出した神道指令により、軍の社とともに取り壊されるはずでした。ところが調査から漏れ、社殿は残っていました。当社の先代宮司・山本実がこれを引き受けることにし、この境内へ遷されます。2003年に建て替えられました。

ご利益とされてきたこと

  • 由緒

    占領軍の調査から漏れた社

    1944年に陸軍気象部のなかに造営された気象神社は、神道指令により撤去されるはずでした。調査から漏れて残り、当社の宮司が引き受けました。

    史料に基づく
  • ここでできることその他

    下駄の形の絵馬

    気象神社の絵馬は、よくある板ではなく下駄の形に切り抜かれています。赤と黄色の二色です。

    土地の慣習
  • 由緒

    あらゆる方向から考える神

    気象神社のご祭神は八意思兼命です。社はその名を、多くの知恵を一度に集めることと読んでいます。予報の仕事によく合っています。

    史料に基づく
  • ここでできること

    観測が始まった日の祭

    気象祭は6月1日です。1875年の東京気象台の創立にちなんだ日取りです。

    史料に基づく

このページには当サイトで初めての「その他」がついています。そして、この社はそれにふさわしい場所です。

当サイトは、その施設が自ら何のための場所と述べているかで分類します。高円寺氷川神社が自らについて述べているのは二つです。素盞嗚尊は農業の神とされること。そして境内の気象神社が晴天祈願を受けること。どちらもふつうの分類には収まりません。社は勝運から金運、合格祈願まで一通りの御祈祷と授与品を用意していますが、それはどの社にもある品書きで、当サイトは品書きから分類をつけません。

天気を仕事運に寄せたり、思兼命の知恵を学業に寄せたりするくらいなら、正直に「その他」に置きます。ほかのどこにも収まらないほど具体的なご神徳のための分類です。

ここでその分類が指しているのは天気です。屋外の結婚式の前、運動会の前、祭の前、撮影の前に、その日が晴れますようにと願いに来る人がいます。社は気象に関する御祈祷のなかで晴天祈願を受けていて、絵馬もよくある板ではなく下駄の形に切り抜かれています。明日の天気を占って放るあの下駄です。赤と黄色があります。

ご祭神も仕事に合っています。八意思兼命は知恵の神で、社はその名を丁寧に読み解いています。八意は物事を多くの立場から同時に考えること、思兼はいくつもの役目を兼ねること。つまり一つの問いに何種類もの知識を寄せられる神です。1944年に気象部隊のためにこの神を選んだ人は、よく考えていたのでしょう。

祭の日取りも同じ考え方で決まっています。気象祭は6月1日、日本の気象記念日にあたります。1875年に東京気象台が創立され、定時の観測が始まった日です。

記述ごとの根拠 8
  • The shrine relates that it was founded at the time of Minamoto no Yoritomo's northern campaign, in what was then Suginami in Musashi province. 言い伝え
  • The shrine enshrines Susanoo, whom it describes as born when Izanagi rinsed his nose during his purification, and as regarded as a deity of agriculture. 史料に基づく
  • The shrine was recognised as a village shrine in 1874; its halls were rebuilt in 1916, burned in the Tokyo air raid of 1945, replaced by a temporary hall in 1947, and rebuilt in their present form in 1971. 史料に基づく
  • The Kisho Jinja was built in April 1944 inside the compound of the Imperial Japanese Army meteorological unit in the Mabashi district of Suginami, as a support for the observers stationed there, and enshrines Yagokoro-Omoikane. 史料に基づく
  • The shrine states that the Kisho Jinja was due to be removed under the postwar Shinto Directive but survived because it was left out of the survey; a former chief priest of Koenji Hikawa, Yamamoto Minoru, decided to take it in, and it was rebuilt in 2003. 史料に基づく
  • The Kisho Jinja performs prayers for fine weather among its weather rites, and takes votive tablets cut in the shape of a geta, in red and yellow. 史料に基づく
  • The shrine reads the name Yagokoro-Omoikane as one who considers from many positions and holds several offices at once, and so as a deity able to bring many kinds of wisdom together. 史料に基づく
  • The weather festival is held on 1 June each year, chosen to fall on Meteorological Memorial Day, which marks the founding of the Tokyo Meteorological Observatory and the start of weather observation in 1875. 史料に基づく

参拝のポイント

作法は神社一般のとおりです。高円寺氷川神社ならではの点を挙げます。

門は17時に閉まります。社務所と御朱印の受付はおおむね9時から16時ですが、不定休です。御朱印や授与品はその日に必ず受けられるとは限りません。

御祈祷は事前予約制です。電話と社のサイトのフォームで受け付けており、当日そのまま受けられるわけではありません。

境内の駐車場は参拝者用で、社の行事のあいだは閉鎖されます。

気象神社は境内にある小さな摂末社で、独立した神社ではありません。参道の突き当たりに建つのが本社です。

関連ガイド

  • 参拝の作法は、どこがどう示しているか手水、二拝二拍手一拝、そして寺院での合掌と焼香。全国におおむね共通する部分について、神社本庁と各寺院が自ら公表している説明をたどります。
  • 「パワースポット」とは何なのか伝統的な宗教の区分ではなく、現代日本語の語彙です。言葉がどこから来たのか、何を主張していて何を主張していないのか、それでも当サイトがこの語を使う理由。
  • 神社と寺——1868年が分けたもの神社は神道、寺院は仏教。ただしその線を制度として引いたのは1868年で、それ以前の千年あまり、両者は一つの体系でした。境内に残る継ぎ目と、文化庁の統計が示す数字。
  • お守り・絵馬・おみくじ・御朱印の由来絵馬はもともと生きた馬の代わりであり、御朱印は納経の受取に由来します。四つについて神社本庁と宮城県神社庁が公表している説明と、御朱印をめぐる七か条。

出典

  1. About the shrine (神社要覧) — Koenji Hikawa Shrine (閲覧日 2026-08-02)
  2. The weather shrine (気象神社) — Koenji Hikawa Shrine (閲覧日 2026-08-02)
  3. Prayers (ご祈祷) — Koenji Hikawa Shrine (閲覧日 2026-08-02)
  4. Frequently asked questions (よくあるご質問) — Koenji Hikawa Shrine (閲覧日 2026-08-02)
  5. Hikawa Shrine, Suginami (Q11549610) coordinate location — Wikidata (閲覧日 2026-08-02)

最終更新:

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