松尾大社

神社・祠堂 · 京都

松尾さん · 日本第一酒造神

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ひとことで言うと

室町時代末期以降「日本第一酒造神」と仰がれてきた社で、その由来は創建した秦氏が酒造りの一族だったことにあります。

The main hall of Matsunoo Taisha beneath the wooded slope of Matsuoyama.
KENPEI / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

基本情報

住所
京都府京都市西京区嵐山宮町3
ご祭神・ご本尊
大山咋神

この場所について

松尾大社は京都市西京区にある神社です。文武天皇の大宝元年(701)に秦忌寸都理が勅命を奉じて山麓の現在地に神殿を営みました。御祭神の大山咋神は、古くは松尾山の磐座にまつられていた神です。室町時代末期以降、この社は「日本第一酒造神」と仰がれてきました。その由来は、秦氏が酒造りに長けた一族であったことにあり、一族には名に「酒」の字を持つ者がいたことがその証とされます。

由緒と歴史

松尾大社によれば、文武天皇の大宝元年(701)に秦忌寸都理が勅命を奉じて、山麓の現在地に神殿を営みました。御祭神の大山咋神は、それ以前から松尾山の磐座にまつられていた神です。

室町時代末期以降、当社が「日本第一酒造神」と仰がれる由来は、秦氏が酒造の技に長けた一族であったことにあります。

ご利益とされてきたこと

  • 信仰・ご利益技芸上達

    日本第一酒造神

    室町時代末期以降、この社は「日本第一酒造神」と仰がれてきました。

    史料に基づく
  • 由緒

    酒造りの一族が営んだ社

    酒の神とされる由来は、社を営んだ秦氏が酒造の技に長けた一族であったことにあると神社は記します。

    史料に基づく
  • 由緒

    磐座が先、神殿があと

    大山咋神は701年に神殿が営まれる以前から、松尾山の磐座にまつられていました。

    史料に基づく

この社が酒の神である理由は、神格の説明ではなく、人の来歴で語られます。社を営んだ秦氏が酒造りの一族だった——神社の説明はそこに帰着します。一族には名に「酒」の字を持つ者がいたことが、その証として挙げられています。

ですからここでの祈りは、商いの繁盛というより、造りそのものに向いています。今も全国の醸造家が参るのは、売れることではなく、うまく醸されることを願ってのことです。

神が先で社があとだった、という順序も残っています。大山咋神は701年に神殿が営まれる前から、松尾山の磐座にまつられていました。

記述ごとの根拠 3
  • Matsunoo Taisha was built at its present site in 701 by Hata no Imiki Tori under imperial command; its deity Oyamakui had earlier been venerated at a rock seat on Matsuoyama. 史料に基づく
  • From the late Muromachi period the shrine has been revered as Japan’s foremost deity of sake brewing. 史料に基づく
  • The shrine traces that standing to the Hata clan’s skill in sake making, citing clan members whose names carried the character for sake. 史料に基づく

関連ガイド

  • 参拝の作法は、どこがどう示しているか手水、二拝二拍手一拝、そして寺院での合掌と焼香。全国におおむね共通する部分について、神社本庁と各寺院が自ら公表している説明をたどります。
  • 「パワースポット」とは何なのか伝統的な宗教の区分ではなく、現代日本語の語彙です。言葉がどこから来たのか、何を主張していて何を主張していないのか、それでも当サイトがこの語を使う理由。
  • 神社と寺——1868年が分けたもの神社は神道、寺院は仏教。ただしその線を制度として引いたのは1868年で、それ以前の千年あまり、両者は一つの体系でした。境内に残る継ぎ目と、文化庁の統計が示す数字。
  • お守り・絵馬・おみくじ・御朱印の由来絵馬はもともと生きた馬の代わりであり、御朱印は納経の受取に由来します。四つについて神社本庁と宮城県神社庁が公表している説明と、御朱印をめぐる七か条。

出典

  1. 歴史・由緒 — 松尾大社 — Matsunoo Taisha (閲覧日 2026-08-13)

最終更新:

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